カラー・パーマ施術とトリートメント施術どちらが先?

2021.3.26
 

普段、皆さんが美容室へ行き、ヘアカラーやパーマと一緒に

トリートメントの施術もする・・・こんな方は多いと思います。

髪に対する意識の高い方程、そうするのではないでしょうか?

 

ただ通常の美容室において、こういったメニューを行う時、おそらく殆どの場合が、

先にヘアカラー・パーマの施術をして、最後にシステムトリートメントという運び

ではないでしょうか。

 

これは言い換えれば、カラーやパーマでダメージさせた髪を、後からケアするという考え方。

 

いつもいう事ですが、髪というのは本来、死滅細胞であり、爪と同じで死んでいるものです。

だから一度傷んでしまった髪には、後から何をしようと治る・甦るは絶対にないのです。

 

ここまで言えば、勘のいい方だったらもうお分かりだと思いますが、ダメージを負わせた後での

ケアというのは、あまり意味をなさないものなのです。

 

通常の美容室において「毎回トリートメントもしているのに、一向に良くなっている感じがしない・・・」

というのは、その為です。基本的に髪は傷ませてはいけないのです。

 

とは言っても、カラーもしたければ、パーマもしたい・・・と思います。お洒落したいから・・・

では、極力ダメージを回避する様に施術しなくてはいけないのです。

 

だからトリートメントは先にするものです。先に栄養補給をしてベースを整え

極力ダメージさせないように、カラーやパーマを行う事が大切です。

 

後からするのは、アルカリの力を完全に止める事、PHを等電点に戻す事

残留する過酸化水素を分解・除去する事・・・

勿論キューティクルを整える表面処理はしますけどね。

最後の表面処理だけを目的とするアフタートリートメントだけをしていても、

髪のダメージは防げないのです。多くがこのケースですね。

 

美しい髪作りって、単なるシステムトリートメントや髪質改善だけの話では

ないんですね。

 

 

 

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