コテ・ストレートアイロン・熱

2021.3.19
 

ドライヤーをはじめ、コテやストレートアイロンなど多くの方が使っていると思います。

それと同時に、熱が髪によくない・・・と感じている方も沢山いると思います。

 

まず一つ溝口からのアドバイス「温度設定の出来るものを選ぶ事」

 

髪は熱に弱いというより、高熱高温に弱いのです。

ある程度の温度であれば、それほど神経質になる必要はありません。

ドライヤーでも、乾いているのも関わらず、同じ個所に当て続けるといった

狂気的なしなければ大丈夫です。

 

中途半端な乾かし方よりも、根元からしっかりと乾かした方がいいのです。

生乾きは余計に髪に悪い。雑菌もすぐに湧きます。

温度設定できるドライヤーなら安心できますね。

 

熱によるダメージを具体的に言うと、髪は内部が160℃以上になると

熱変性、タンパク質変性を起こします。

 

アイロンを使用する場合、一度のアイロンスルーで髪内部が設定温度になるわけではないが、

スルーのスピードには個人差があるので、やはり温度設定は重要です。

 

よく温度設定180℃、200℃なんていう事を耳にします。

 

一般の方が、自分で使っている場合は致し方ないと思います。

素人だから、知らなくて当然ですから。

 

ただ美容師にも、お客様の髪に対して平気で180℃、200℃の設定で

施術をしている人達がいっぱいいます。

 

何だか悲しくなりますね・・・

 

アイロンやコテを入れていくそこから、髪が終わっていきます。

 

これぐらいの温度でないと、クセが伸びない、コテで巻いてもカールがつかないと

いう声や意見も聞きます。

それはすでにその髪が、熱変性・タンパク質変性をおこしているからであり、

だから余計に高温にするしかない。そして更に熱変性・タンパク質変性は進んでいきます。

悪循環から抜け出せなくなります。結果、髪はとんでもない事に・・・

 

健康な髪はコテ巻きでも100~120℃で、十分カールはつきます。

強いクセ毛のストレートパーマ時のストレートアイロンでも150~160℃もあれば

十分にクセは伸びます。e-hairでは、これ以上の温度設定は使用しません。

 

皆さんも普段、ご自身で使用する時、温度設定に十分に気を付けて下さい。

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